こんにちは。
お片付けサポートBEFORE→AFTERを撮影させて頂きましたので、ご紹介します。
(許可を頂いて撮影しています)
「今日はリビング収納」編です。
「TV台周辺編」はこちら。
ご依頼箇所
リビングの収納2箇所
(同サイズの縦長収納が、吐き出し窓を挟み、向かい合うように設置されています)
今日はそのうち1つの収納をご紹介します。(後日2つ目投稿します)
お客様情報
40代ご夫婦・長女(中1) 次女(小3) 長男(5歳)
ペット(ハムスター)
お悩み
・子供のモノがクローゼットから溢れだし扉が閉まらない。
・クローゼットの前に荷物がたまり、扉が開けられない。
ご希望
・長女のよく使う学用品他、日常の生活雑貨を収めたい。
・すっきりさせたい。
・不要なモノを一緒に整理して欲しい。
現場検証
天井まで続く縦長のリビング収納。
棚板があり7段に分かれています。
中に柱があるので、実際置けるスペースは更に縦長になっています。
上段~BEFORE~
①手前の物は、大人が手を伸ばせば届く高さ。
防災グッズ・ゲームなどの空き箱が今にも落ちそうになっている。
②よくわからない使ってないコード類、電球、ライト他色々。
殆ど使っていないモノが詰め込まれている。
③紙袋、ビニール製ショップ袋、梱包資材などが詰め込まれている。
紙袋は時々使う。
④取説や住宅購入時の資料や参考書類
取説は見る必要のないモノや既にない電化製品のモノもある。不要な資料も多い。
下段~BEFORE~
⑤~⑥は長女のスペースとしている
⑤長女の学校の教科書、塾のテキスト他プリント類。
要らないプリントややらなければいけないプリントが混在。
学校のモノ、塾のモノが混在。
⑤長女の学校の教科書、塾のテキスト他プリント類。
要らないプリントややらなければいけないプリントが混在。
学校のモノ、塾のモノが混在。
⑥学用品 よく使うものが多い。
⑦習い事や学校で使うバッグ置き場
長女と次女のバッグが混在。
使っているモノと使っていないモノがある。
改善案
・不用品の撤去。
・スペースに限るがあるので、置くモノを厳選する。
(使用頻度の高いモノのみ置く)
・紙袋は使うサイズのみにし、出入りのサイクルを考え、適正量にする。
・長女のモノは、下3段のみに纏め、毎日使う学校・塾のモノのみ置く。
(普段使わないモノは自室へ移動)
作業後
上段~AFTER~
①
・防災グッズ
(使用頻度が低いが、すぐに出せる状態にないといけません)
手を伸ばせば届くが、日常使いはしにくい、最上段に収納。
・ゲームの空き箱 不要だとは思うが、まだ新しいゲーム機なので、暫く置いておきたいとのこと。
(使い道は決まっていないので、最上段に収納)
②
・フィットネスグッズ
背が高いご主人のみがたまに使用するので、上段に収納。
戸棚にマスキングテープで「運動」とラベリング。
・機器
様々なコード、普段使わないリモコン、スポットライトなど電子機器をまとめて収納。
戸棚にマスキングテープで「機器」とラベリング。
「何か小型機器」が必要にな時、ここに全て入っている。
③
・紙袋
「よくよく考えてみるとA4サイズ以下の紙袋は使い道がないから不要」とのことだったので、
小さいサイズは処分。(一部別の場所で収納に利用しました。)
・ビニールのショップ袋
あまり使わないが、無いと不安なので数枚の綺麗なモノ以外は処分。
・戸棚にマスキングテープで「紙袋」とラベリング。
④
・取説
今はすでにない電化製品の取説、見直すことのない取説、ネットで確認がとれる取説は処分。
・家を建てる際に集めた資料は、建ってしまった今は不要なので処分。
取説が小さな紙袋1つになり、スペースに余裕が出来ました!
下段~AFTER~
⑤
・長女の中学で今使うモノのみ置く
(もう見ないプリント・テキストは処分。今は見てないが暫くおいておきたいモノは自室へ)
戸棚に長女の名前をラベリング。
⑥
・長女の塾で使うモノのみ置く
(不要なプリントは処分)
⑦
・学校や習い事のバッグを収納。
溢れていた普段あまり使わないバッグは自室へ移動。
紛れ込んでいた妹のバッグは妹の自室へ移動。
TV台においてあった長女の貯金箱を柱前のデッドスペースに収納。
リビング収納のお片付ポイント!
・リビングはモノが集まりやすい場所。置くモノを厳選して!
使用頻度・収納の広さなどを考慮して、置くモノを厳選しましょう。
時にはスペースに合わしたモノの持ち方をすることも必要です。
基本、個人のモノは置かない。
自室がある場合はそれぞれの自室に置きます。
ただ、家族個人個人のスペースが、リビングにあると暮らしやすくなります。
そのスペースの広さは、ご家庭によって違います。
カゴや引き出し一つしか確保できないお宅も多いと思います。
それでも、あるのとないのでは、暮らしやすさが違ってきます。
(実際には年齢や性格で色々考慮しないといけない部分はあります)
・家族の身長を考慮した収納計画を!
子供のモノを本人の手が届かないところに置いてしまうと、
大人が出し入れすることになり、大変手間です。
自立を促すためにも、本人が出し入れできる場所に収納しましょう。
逆に、子供に触ってほしくないモノは上段に置くといいですね。
・収納に余裕。空きスペースを確保する。
7~8割収納が基本です。
何も置かないスペースが大きくあると一層GOOD!
どんなに綺麗に収納しても、この「ゆとり」がなければ必ず崩れてしまいます。
入れるモノが増えた時やサイズが変わった時などに対応できなくなってしまうからです。
何とか収納しようとして、
モノをあっちの隙間にも、こっちの隙間に移動してしまいます。
そうやって崩された収納環境は、一から整えないと戻すことが出来なくなってしまうんです。
「整理整頓してもすぐにぐちゃぐちゃになってしまう」という方。
これが原因の1つです!(他にもありますが…)
・ラベリングでモノの定位置を明確に!
家族で使うモノが多く集まるリビングは、家族全員でモノの場所を把握する必要があります。
それぞれが迷わないで出し入れできれば、時短になりますし、
いつも置き場所を聞かれる「主婦」は、かなりストレスが軽減されることになります。
また、しっかりとラベリングすることで、適当に収納に戻しにくくなります。
空いているところに適当に置く習慣があるご家庭は、是非ラベリングしてみてください!
さて、次回は、
もう一つのリビング収納②をご紹介いたします。
因みにインスタにも紹介しています。
おうち+PLUS代表
整理収納アドバイザー
整理収納アドバイザー2級認定講師
中里愛子
公式HP https://ouchiplus.com/
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